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苔テラリウムを水槽で作るときのコツと注意点まとめ

苔テラリウムを始めたら、少しずつスケールの大きなものにチャレンジしてみたいですよね。水槽を使った苔テラリウムは、苔の森を再現したような景色を楽しめるのが魅力。

今回は、水槽で苔テラリウムを作るときの水槽の選び方、管理のポイントなどをまとめました。初めて水槽で苔テラリウムを作る人の参考になれば幸いです。

 

水槽を使うとコケは育てやすい?

水やりの頻度は、小瓶よりも水槽の方が多くなり手間は増えます。

育てられるコケの種類は、小瓶よりも通気があり空間が広い水槽の方が増えます。

●手間がかからないのは小瓶

●色んな種類のコケを元気に育てたいなら水槽

 

どんな大きさの水槽を選ぶ?

水槽といってもサイズは様々。どういった大きさの水槽が、苔テラリウムに適しているのでしょうか?

【コケだけでレイアウトしたい場合】

背の低いタイプの水槽がお勧めです。背の低いタイプの水槽を選べば、横からの景色だけでなく、上からのぞき込んだ時の景色も美しく見えます。

ルーペをもって近づくことができるのも、コケ好きにとっては魅力です。

 

【シダやランなど、他の植物を合わせる場合】

あわせる植物の大きさを加味して考える必要があります。ただ、あまり大きすぎない水槽の方が、コケのミニマムな世界を表現するのに向いています。高さ20~25㎝くらいまでの水槽を選ぶとよいでしょう。

 

水槽はフタのサイズがポイント!

既製品の水槽についているガラスのフタは、コードやホースを水槽の中入れることを想定しているので、隙間が広くあいたものが多いです。

特に背の低いタイプの水槽を使う場合、フタの隙間が広いと容器の中に湿気が溜まりにくいので、乾燥に弱いコケはダメージが出ることもあります。コケ用として使うには調整が必要です。

道草で販売している苔テラリウム用の水槽は、コケにとって程よい通気になるよう調整したものを販売しています。

▶道草で販売している苔テラリウム用水槽の購入はこちら

 

水槽で作る苔テラリウムで、コケを美しく見せるコツ!

コケだけでレイアウトする場合、高低差が出にくいので、のっぺりした作品になりがちです。石の高さやSOILを入れる量を変えて、起伏を作ると変化を出しやすいです。

また、長く育てることを想定して、作製段階でみっちりコケを植えすぎないことも水槽で作製するときのポイント。コケを植え付けるのは、面積の25%くらいから始めるのがよいです。

最初は少し寂しいように感じますが、空間が広く空いていた方が伸びやかに成長するため、後々綺麗な仕上がりになります。

半年かけて伸びやかに成長した苔テラリウム

 

水槽xLEDの組み合わせはコケを育てやすい!

水槽で作った苔テラリウムは、LED照明を使って育てることをお勧めします。ある程度の明るさがあれば室内の自然光でも十分生育できますが、季節によっては室内が結構暗くなったり、明るい時間が短いことも。

コケの生育を考えると、8~10時間程度明るい場所が理想です。

室内の明るさが足りないような場合には、3~4時間程度つけておくだけでも生育が安定します。真っ暗な場所で、LED照明だけで育てる場合には8時間程度つけておきます。

ON/OFFが面倒な場合は、デジタルタイマーを使って、毎日自動でON/OFFセットすることも可能です。

▶関連記事「苔テラリウムも光が必要です!光不足はLEDライトで解消しよう」

 

水槽で作る苔テラリウムまとめ

水槽はコケ栽培にとても適した容器です。一歩先の作品作りを目指す人や、いろいろな種類のコケを育ててみたい人に、おススメです。

まずは20㎝くらいの水槽から始めてみましょう。新しいコケの世界が開けますよ!!

 

▶関連記事「【作り方解説】作製キットを使って20cm水槽に苔テラリウムを作る」

 


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