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苔に擬態する虫 苔テラリウムの虫対策【番外編】

自然界にはいろいろな植物に擬態(体を似せて)して生きている虫がいます。入荷した苔の中から、苔に擬態した虫を見つけたので、その虫について調べてみました。

※虫画像多数、虫嫌いさんは閲覧注意

 

入荷した苔に虫が!

苔に擬態する虫

入荷したコツボゴケ。なんだかいつもと違う違和感が…

よーく見ると、虫らしきものがいるではないですか。

次の写真のピンセットの先 ↓↓↓

苔に擬態する虫

苔に擬態していて、ぱっと見全くわからい!! そして、ピンセットで触ってもピクリとも動かないのです。もう完全に苔になりきっているのでしょうか…

何かの幼虫だと思うのですが、いったいこの虫の正体は?

苔に擬態していた虫の正体を調べる

苔に擬態する虫

ということで、この虫の正体を調べてもらうため、ミュージアムパーク茨城県自然史博物館に勤めている、苔友Uさんに相談。

飼育して、正体を調べてくれるということで、入荷したコケの中から、元気のよさそうな個体を10匹ほど確保し、博物館へ郵送しました。

 

▶ミュージアムパーク茨城県自然史博物館

 

やっぱり苔を食べていた!

虫の糞

これは、この幼虫の糞の顕微鏡写真。よく見ると、苔の細胞がずらり。苔に擬態して隠れていただけでなく、苔をエサにして生きたようです。

苔を美味しく食べながら成長したこの幼虫は、無事サナギになり羽化を待つばかり。

 

ついに正体が判明シリブトガガンボ

シリブトガガンボ

飼育してもらった、虫が無事に羽化。

シリブトガガンボの仲間と判明しました。

まずは、正体がはっきりして気持ちがすっきり。ガガンボの幼虫は結構苔の中にいて、苔をエサにして生きていることが多いのです。。

 

同じガガンボを話題にしている人もいますね

↓↓↓


苔や地衣類に擬態する虫は他にも沢山いるようです。ツノゼミはちょっと可愛いかも

↓↓↓

 

苔に擬態する虫まとめ

植物(苔を含む)を育てていると、どうしても虫はつきもの。そういった虫を対策するためには、まず相手の正体を知るところから。ということで、今回は博物館の方にも協力していただきながら、正体を調べてみました。

道草では、こういった虫たちが作品に紛れ込まないように、入荷した苔をしっかり洗浄・殺虫しています。安心してくださいね。

それでも虫が心配だよという方は、下の対策記事もあわせて読んでみてください。

 

▶関連記事「苔から虫がわいてきた!どうする?【苔テラリウムの虫対策まとめ】」

 

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