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苔テラリウムに向いている土・向いていない土
苔テラリウムを作るときに使う土。どのような土を使用すればよいのでしょうか? 苔テラリウムに向いている土と、不向きな土についてまとめました。
苔テラリウムに向いている土
コケはあまり栄養を必要としないので、土も栄養が少ないものの方が使いやすいです。
また、閉鎖されたガラス容器で育てるため、できるだけ清潔な土を使いましょう。
厳密にはコケの種類ごとで好む土のphが異なりますが、多くのコケに汎用的に使用するなら弱酸性の土がおすすめ。
●栄養が少ない土
●清潔な土
●弱酸性
苔テラリウムに向いていない土
栄養が多く含まれる土では、藻が発生しやすく、容器の中を緑色に汚す原因になります。
庭や公園の土には、小さな虫などの生物が多くいますので、後々トラブルになる原因になります。
腐葉土など、有機物を多く含む土は、カビが発生する原因となります。
●栄養が多い土
●庭や公園から採ってきた土
●有機物(枯葉など)を多く含む土
道草オリジナル苔テラリウムSOILはこんなブレンド
赤玉土 ・ 富士砂 ・ 燻炭(くんたん) をバランスよく配合したものです。
(配合比率までは企業秘密で…
赤玉土
殺菌のため熱処理してある高品質のものを使用。多くのコケが好みやすい弱酸性で、栄養が乏しく、通気性の良い団粒構造。基本用土としてブレンドしています。
富士砂
溶岩の石が細かくなったもので、多孔質であるため、コケの仮根が絡みやすい構造です。
燻炭(くんたん)
容器内が酸性に偏りすぎないように、pH調整の役割と、コケから出る老廃物を吸着する浄化の役割をしています。
コケは石の上にも生える
コケの栽培には必ずしも土が必要なわけではなく、石に着生させて育てていくことも可能です。こんな栽培ができるのもコケの魅力ですね。
まとめ
苔テラリウム作製に必要な土。できるだけ清潔で使いやすいものを使用して、後々トラブルが起きないようにしたいですね。
苔テラリウム専用の土も販売されているので、そういったものを活用して作製するのがおすすめです。
苔テラリウムの栽培相談は道草の公式LINEでも受け付けています。