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苔テラリウムのコケに肥料は必要?【育て方解説】

ホームセンターや園芸店に行くと、観葉植物の肥料・ハーブの肥料・バラの肥料といったように、植物の種類にあわせた肥料が販売されています。コケの肥料というのは見たことがないのですが、実際のところ、コケにも肥料を与えた方が良いのでしょうか?

苔テラリウムにも肥料は必要ですか?

コケは雨水だけで、岩の上やブロック塀などに生えるくらいですから、あまり多くの栄養を必要とはしていません。

しかし、生物が成長するということは、何らかの栄養を使っているわけで、まったく必要ないというわけではないのです。

苔テラリウムで栽培する場合も、基本は水道水だけで育ちますが、長く育てていると、色が薄くなってしまうことも。より、長く元気に育てていくためには、多少肥料を与えてあげた方がよいです。

 

どのような肥料を与えればよい?

肥料

観葉植物用の液体肥料を使用しましょう。水に薄めて霧吹きで与えます。観葉植物に与えるのと同じ倍率で大丈夫です。コケが成長する、春と秋に一回ずつ与えれば十分。

道草では、写真のハイポネックスの観葉植物用を1,000倍希釈で使用しています。液体肥料であれば、チッソ-リン酸-カリの比率はそれほど気にしなくても良さそう。

固形の肥料や有機質の肥料は、コケを痛めるので与えないようにして下さい。

 

肥料の与えすぎに注意

藻が発生

肥料を与えすぎると、コケが傷んでしまったり、藻が発生してガラスの内側や土が緑色に汚れる原因にもなります。

肥料を与えすぎないのは、綺麗に育てるポイント!

 

コケの種類によっても異なります

ゼニゴケ

コケの種類によっても肥料の要求度合いが異なり、ゼニゴケやジャゴケなどの葉状苔類は、肥料を好む傾向にあるため、多めに与えた方が、元気よく育ちます。

ランとシダのテラリウム

また、コケの他に、シダやラン科植物などを一緒に植える場合には、その植物に適した肥料を与える必要があります。シダやランに与える程度の肥料であれば、コケに悪い影響は与えません。

 

まとめ

苔テラリウムで肥料やりは必須の作業ではありませんが、長く育てているコケには、たまに液体肥料を与えてあげるのが良いでしょう。

植物が好きな人は、ついつい与えたくなってしまうので、くれぐれも与えすぎには注意です。

 


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