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【機能で選ぶ】苔テラリウムのガラス容器選び方まとめ
苔テラリウム作りに欠かせないガラス容器。デザインや大きさの違い、フタのあるもの・ないものなど様々な種類がありますが、どのような容器を選ぶのがよいのでしょうか?
今回は、機能面に着目して、苔テラリウムにおすすめのガラス容器の選び方をまとめました。材料を揃えるときの参考にしてください。
フタがある容器とフタがない容器どっちがよい?
断然、フタがある容器がおすすめです。
特に初心者の方はフタがある容器を選んでください。
フタがない容器は乾きやすいため、コケの乾き具合を観察しながら水を与える必要があります。エアコンがついている室内など、空気が乾燥しやすい場所で管理するのはとても難しいのです。
コケの種類によってはフタなしの容器がよいものもある
ミズゴケやジャゴケなどコケの種類によっては、フタなしの容器の方が適しているものもあります。
フタなし容器がおすすめのコケについては、こちらの記事も参考にしてください。
ガラスフタとコルク栓どっちがよい?
どちらでも育てることはできますが、コケに必要な光が入りやすいガラスフタの方がおすすめです。また、ガラスフタは光が入り中が明るく見えるため、綺麗な姿を鑑賞することができます。
コルク栓やジャム瓶など上から光が入らないフタは、コケが光不足になりやすいので注意が必要です。
試験管のように細長いかたちの場合は、横からの光で充分コケが育ちます。コルク栓タイプを選ぶときには、横から充分光が入る容器(細長いもの)を選択するとよいでしょう。
フタは密閉できた方がいいの?
容器は完全密閉ではなく、適度な通気があるものがベストです。
一番のおすすめは、ガラスのフタで少し通気がある容器。気密性が高すぎると、コケがヒョロヒョロと徒長しやすくなってしまいます。
中のコケが乾かない程度わずかに隙間がある容器が、湿度のバランスがよくコケを育てやすいです。
完全密閉容器よりは乾きやすいので、暖房が入っている乾燥した部屋に置くときには、水やりに気をつける必要があります。
小さな容器と大きな容器、どちらが育てやすい?
3㎝くらいの小瓶から15㎝以上の水槽まで、苔テラリウムに使える容器のサイズは様々。小さな容器と大きな容器どちらの方が、コケを育てやすいかと言えば…
大きな容器の方が断然育てやすいです!
ここは誤解されがちなので、声を大にして言います。特に初心者の方は小さい容器を選びがちですが、作るのも育てるのも大きな容器の方が楽です。
小瓶も可愛いですけどね。大きめの容器で慣れてから、小さい容器に挑戦するのがおすすめです。
迷ったら8~10㎝の容器を選ぼう
大きな容器がよいといっても、いきなり15㎝超えの容器ではじめるのはハードルが高いかと思います。まずは8~10㎝くらいの容器からはじめるのがおすすめです。
ガラス容器の選び方まとめ
●乾燥しにくい「フタがある容器」を選ぼう。
●光がしっかり入ることが大事。コルク栓よりガラスフタの方が光が入りやすい!
●フタは密閉しすぎず、適度な通気があるものを選ぼう。
●あまり小さすぎない容器を選ぼう。8~10㎝くらいの容器がおすすめ!
以上、機能で選ぶときのガラス容器の選び方でした。この記事を参考に、苔テラリウム作りを楽しんでください。
デザインで選ぶときの苔テラリウム用ガラス容器の選び方は、こちらの記事にまとめてあります。あわせて参考にしてください。
関連記事「【デザインで選ぶ】苔テラリウムのガラス容器選びまとめ」
このブログ記事の内容は、動画にもまとめてあります。こちらも参考にしてください。
苔テラリウムの育て方疑問・質問はこちらを参考にしてください。