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ゼニゴケ(苔類)の育て方【育て方解説】
ゼニゴケは屋外にあれだけ生えているのに、室内だとなかなか上手く育たない。ゼニゴケやジャゴケなどの苔類(たいるい)を室内でテラリウム栽培するときのポイントを解説します。
苔類(たいるい)とは?
ゼニゴケを代表とするベタッと生えるコケの仲間。ときとして雑草扱いされることもある。ゼニゴケの他に、ジャゴケ・ヒメジャゴケ・フタバネゼニゴケ・ケゼニゴケ・ホソバミズゼニゴケなど多くの種類がある。
通気のある容器で育てよう
苔類グループのコケは、気密性が高い容器で育てるとひょろひょろと徒長してしまうため、深さがあってフタが開いている容器。または、フタがあっても通気がある容器で育てるとよい。
フタが開いている容器の場合、乾きが早いので注意が必要。ゼニゴケは普通のコケよりも乾燥には弱い。
日常の管理
水やりは乾きに注意
水は霧吹きではなく、水差しを使って与えます。ゼニゴケは乾きに弱く、一度乾かすとかなり弱ってしまう。
乾き具合は季節によって違うので、様子を見ながら乾かさないように足していきましょう。
SOILの表面まで水がひたひたするくらいまで水を足す。
明るい室内に置こう
室内の明るい場所におきましょう。ここは通常の苔テラリウム栽培と同じです。レースカーテン越しの窓際くらいの場所がよいでしょう。
直射日光の当たる場所は、容器が暑くなってしまうのでNGです。
生育はめっちゃ早い
ゼニゴケの仲間はコケの中ではとても生育が早いです。環境がよければ数ヶ月間で容器いっぱいに育ち手狭になります。増えたコケは株分けすると更に増やしていくことができます。
他のコケと寄せ植えにすると、ゼニゴケの仲間が勝ってしまうことが多いため共存しにくい。ゼニゴケは単独で育てるのがお勧めです。
まとめ
- フタなしの容器で育てる
- 乾かさないように水はたっぷり
- 成長が早いので、手狭になりやすい
さあ皆もゼニゴケ栽培にチャレンジ!
苔テラリウムの育て方疑問・質問はこちらを参考にしてください。