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ひょろひょろ伸びてしまった苔(コケ)の徒長対策

手軽に育てられる苔テラリウム。でも、育てていると、コケがひょろひょろと細く伸びてしまったなんてことはありませんか?

植物が軟弱に成長することを徒長(とちょう)といいます。今回は、コケが徒長してしまう原因とその対策についてまとめました。

 

徒長の原因①:種類によって徒長しやすいコケがある

徒長したコケ

コケの種類によって徒長しやすいものと、しにくいものがあります。

【特に徒長しやすいコケ】

◆ハイゴケ・シノブゴケ・ツヤゴケなどの這うタイプ

◆ジャゴケ・ゼニゴケなどの葉状苔類

 

徒長の原因②:容器の気密性が高い

テラリウムでも容器の気密性によって徒長具合が異なります。パッキンが付いているような気密性が高い容器ほど、徒長しやすくなり、通気がある容器の方が徒長しにくくなります。

 

徒長の原因③:光が弱い

明るい時間が短かったり、光量が不足していると、徒長しやすくなります。

苔テラリウムの明るさについては、こちらの記事も参考にして下さい。

 

徒長してしまったコケはどうしたら良い?

具体的な対策の前に、ひょろひょろ伸びてしまったコケ処理方法から。伸びすぎてしまったコケは、元の方から切り戻ししましょう。1~2ヶ月で新芽が出てきます。

ただし、同じ環境だとまた徒長してしまうので、次の具体的な徒長対策を参考にしてみましょう。

 

徒長対策①:徒長しにくい種類を選ぶ

ホソバオキナゴケ・オオシラガゴケ・タマゴケ・ヒノキゴケ・ホウオウゴケなどは、比較的徒長しにくく、気密性の高い容器で育てることにも向いています。

 

徒長対策②:換気をする

換気

フタをあけ瓶の中の空気を換気して入れ替えることで、徒長しにくくなります。

換気は【1日約5分間】程度でOK。

朝食の時間帯だけ開けておくというのも、わかりやすいですかね。できない日は、もちろんやらなくても大丈夫。

 

徒長対策③:通気性のある容器で育てる

徒長しやすい種類をうまく育てる方法としては、フタなし容器を使って育てる方法があります。常に換気している状態ですね。

フタなし容器といっても、口の広さ・容器の深さが様々です。

口の広さ

まず、口の広さ。口が狭いほど、中に湿度を蓄えやすく、口が広いほど乾きやすくなります。

口が狭い容器を使った方が、乾きにくくて管理しやすいですが、コケの種類によっては徒長しやすくなります。口が広い容器を使った方が、徒長しにくくなりますが、乾燥しやすくなります。

次に、容器の深さ。深い容器ほど乾燥しにくく、浅い容器ほど乾きやすくなります。

この辺りをうまく調整しながら容器を選びましょう。

 

◆冷暖房の入っている室内など、極端に乾燥する場所では、フタなし容器での栽培は向いていません。

◆乾燥しやすいので、フタありに比べると水やりの頻度が高くなります。

 

徒長した姿も楽しんでみよう

テラリウム内は、自然の中でコケが生えている環境とは異なる特殊な環境。コケの種類によっては大きく姿を変えてしまうものもあります。

比較

自然環境でのホソバミズゼニゴケと、テラリウム環境で徒長したホソバミズゼニゴケ。徒長すると、より海藻のような姿にも見えてきます。

ただ、徒長してしまったからといって、コケが枯れるわけではありません。これもテラリウム環境ならではの面白さと思って、楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。

 

コケの徒長対策まとめ

まずは、徒長しにくい種類のコケからチャレンジすることをおすすめします。その後、コケの種類を増やしていきたいときには、容器や栽培方法を工夫してみましょう。

 


苔テラリウムの育て方疑問・質問はこちらを参考にしてください。

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