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京都府立植物園「苔・こけ・コケ展」見に行ってきました
2022年11月11~13日に京都府立植物園で開催されていた「苔・こけ・コケ展」を見に行ってきました!その展示の様子をレポートします。
「苔・こけ・コケ展」とは
2013年から毎年開催されている、その名のとおりコケ植物のイベントです(2020年はコロナウイルス感染症対策のため非開催)。これだけ長い期間、継続的に開催されているコケイベントは他にはないのではないでしょうか。
関西のコケ愛好家が中心となって企画しており、主催は京都府立植物園・岡山コケの会関西支部。
愛好家が育てたコケの展示や、関西のテラリウム作家さん・盆栽作家さんの作品展示販売、コケ生産者のパネル展示など。
苔テラリウム作家さんの作品や、愛好家が製作した苔グッズを購入することもできます。
植物園内のコケ観察会や苔テラリウムワークショップなどのアクティビティもあるようです。
何より、苔をつくっている人や楽しんでいる人と直接会って話をできるのが、こういったイベントの醍醐味ですよね。コケが好きな人い大勢いるんだなと改めて感じました。
「苔・こけ・コケ展」こんな展示がありました
苔・こけ・コケ展の様子を少し紹介します。
Mosslight-LEDさんの展示。関西の苔テラリウム作家さんといえばMosslight-LEDの内野さん。
モスライト照明に照らされたテラリウムはいつ見ても綺麗ですね。コケ以外の植物もいろいろ使われていて、モスライトでどのような植物が育てられるのか試しているのだとか。
関連記事「テラリウム容器Mosslight(モスライト)の設定方法と育て方」
Instagramで見て気になっていた、金木犀さんの額縁テラリウム。額縁は特注品だそうです。
一点一点世界観があって、生きた絵画のようで良いですね。
苔こっこさんの苔玉。スーモみたいで可愛らしいですね。
他にもたくさんの作家さんたちとお話もできました。関西は苔テラリウムの作家さんが多いのです。みなさん、ショップも持たれていてほんとすごいですよね。
Mosslight-LEDさん・苔こっこさん・金木犀さん・苔なっこさん・Wiht earthさん・CrossWorksさん
(順不同、記入漏れあったらごめんなさい
マツタケジャゴケもありました!
マツタケの香りがするジャゴケです。テラリウムで育てているマツタケジャゴケとはちょっと様子が違いますね。テラリウムだとどうしても小さくなってしまうのだけど、外で栽培したものは立派。
苔の生産者さんのコーナー。
城東社中さんと、江津市の52 KOKE PROJECTが出展していました。
コケグッズコーナーも!
グッズは楽しくなってついつい買ってしまいます。
藤井久子さん作製の2023年版『苔暦』を手に入れることができたので、無事に年が越せそうです。
カレンダーのほかに、MossTシャツ・手ぬぐい・缶バッチを購入しました。コロナ前はもっとグッズ販売多かったそうです。グッズ集めは楽しいですよね。来年はどんなグッズが出てくるのか楽しみ。
苔・こけ・コケ展の様子は動画にもまとめています。
動画はYouTubeのメンバーシップに加入すると見ることができます。あわせてお楽しみください。
京都府立植物園
京都府立植物園は京都市営地下鉄「北山駅」から徒歩10分。京都駅からのアクセスもよいので、とても訪れやすい場所です。
総面積は15,000平方メートルと結構広くゆったりと植物観察することができます。今回は時間がなく温室エリアまで回ることができませんでした。
関東でもやりたいコケ展
「苔・こけ・コケ展」はおそらく来年も開催されると思いますので、苔好きな人はぜひチェックしてください。関西ではこのほかにも大阪の「咲くやこの花館」でもコケ展が開催されるようです。
関東では毎年開催されている定番コケイベントがないので、うらやましい限り。
関東の植物園でもコケ展開催できませんかね?「コケ展やりたい!」という植物園さんいらっしゃいましたら、連絡お待ちしています。