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小さな池のある苔テラリウムの作り方

20㎝水槽を使って小さな池のある苔テラリウムを作ります。

池に浮かぶイチョウウキゴケがこの作品のポイント!レジンなどで作る池ではなく、水を入れて本物のコケを浮かべます。では、作り方をご紹介していきます。

材料紹介

【材料】

・20cm lowタイプ水槽
・ガラスシャーレL(本体のみ)
・苔テラリウム用SOIL 約750ml
・造形君 適量
・砂利(中粒) 適量
・砂利(小粒) 適量

>>材料の購入はこちら

【使用したコケ】

・イチョウウキゴケ
・ヒノキゴケ
・ホウオウゴケ
・タマゴケ
・ホソバオキナゴケ
・クモノスゴケ
・オオシラガゴケ
・コスギゴケ
・タチゴケ
・コツボゴケ

>>コケの購入はこちら

 

作り方

①土台を作る

今回は地層のようなデザインを作りたいので、砂利、水苔、SOILを重ねて土台を作っています。まず、水槽に砂利(中粒)を2cm位入れます。

深型シャーレの大きさに合わせてスペースを空け、シャーレを設置します。

水苔を全体に隙間なく敷き詰め、ふわふわしている水苔を手でしっかりと押しつけてならします。

水苔を入れることで、SOILが砂利の隙間に落ちてしまうのを防ぎます。

水苔の上にSOILを入れていきます。シャーレのふちギリギリまで入れて筆などでならしましょう。この時にデザインを考えSOILの形を整えておきます。

きれいに層ができました。SOILは手前は平坦に、奥は左右を少し盛り上げて丘のようにしてあります。

土台ができたら水差しで全体に水をかけ、SOILを固定します。

SOILで作った土台に、池につながる砂利道を作っていきます。ここでは小粒の砂利を使います。

上から見た景色を意識しながらデザインしていきましょう。池の手前にも砂利のスペースを作りました。

造形君(樹皮系造形材)に同量の水を加えてよく混ぜます。

シャーレのふちを隠すように造形君を貼り付けていきます。

シャーレのふちを覆った造形君の上に砂利(小粒)を一粒一粒根気よく丁寧に並べていきます。

②コケを植える

それではコケを植えていきましょう!

少し高さのあるヒノキゴケは道の脇に生える低木のように。

背の低いコケは池のほとりに生える草のように。

コケを植えない場所には砂利(小粒)を足します。

高さのあるフジノマンネングサは池のほとりに生える木のように。

 

さまざまな種類のコケを自然の景色をイメージしながらデザインして植えていきます。

植え終わりました。

③池を作る

シャーレの底に砂利(中粒)を入れます。

水を注ぎ、イチョウウキゴケを浮かべます。

イチョウウキゴケを浮かべる時は、スプーンなどで優しくすくいましょう。

④完成!

小さな池のある苔テラリウムが完成しました!

完成したら全体に霧吹きで湿らせます。

日常の管理の仕方

•光について

LED照明は一日8時間程度つけておきます。

•水について

週に一度、コケがしっかり湿るように霧吹きをかけます。池の水が減ってきたら足しましょう。

傷んだコケ、伸び過ぎたコケはトリミングして整えましょう。

 

小さな池のある苔テラリウムの作り方【動画解説】

小さな池のある苔テラリウムの作り方はYouTube動画で詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

 


苔テラリウムの育て方疑問・質問はこちらを参考にしてください。

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