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苔テラリウムに使う流木の下処理方法まとめ【カビを防ぐ】

個性的な形の流木はそれだけで自然が作り出した芸術。流木を苔テラリウムに使用すると、個性豊かな作品をつくることができます。

流木はカビが発生しやすい素材のため、苔テラリウム中級者向け。今回は苔テラリウムに流木を使う際のポイントについてまとめました。

苔テラリウムに使用する流木選び

ひとくくりに流木といっても種類はいろいろです。木の種類や状態によっても腐敗しやすさが異なります。まずは、カビが生えにくい種類の流木選びが大切になります。

アクアリウム用の流木がおすすめ

アクアリウム用に販売されている流木は、腐敗しにくい種類が選ばれており、樹皮や汚れが取り除かれた状態のものがほとんどです。また、商品によっては煮沸済みのものも販売されています。

硬い樹種がおすすめ

木の密度が高く、硬い樹種の方が一般的に腐敗しにくいです。生に近い木や、樹皮や汚れが付いたものはカビが生えやすいので、避けましょう。

苔テラリウムに使用する流木の下処理手順

流木を苔テラリウムに使用する前の下処理が大切です。

下処理① 煮沸消毒する

沸騰したお湯に30-60分間程度つけておきます。

下処理② 洗浄する

ブラシなどを使って、流木の表面についた汚れを落とします。汚れが表面に浮き出てくるので、煮沸した後で洗浄した方が良いです。

作製後流木にカビが発生してしまったときの対策

充分に下処理をおこなっていても、流木にカビが発生してしまうことがあります。カビが発生してしまったときには、次の手順で対策してください。

対策① カビを取り除く

綿棒などをつかって、カビを綺麗に取り除きましょう。

対策② 殺菌剤をかける

カビを取り除いたら、テラリウム全体に殺菌剤をかけておきましょう。道草ではベンレート水和剤を1,000倍希釈で使用しています。

ベンレート

作製から一ヶ月に注意

特に作製初期にカビが発生しやすいので、よく観察するようにしましょう。作製から一ヶ月間程度すると環境に順応して、カビが発生しにくくなります。

苔テラリウムに使う流木の下処理方法まとめ

〇苔テラリウムに適した流木を選ぶ。アクアリウム用に販売されているものがおすすめ!

〇「煮沸」と「洗浄」下処理をしてから使用する。

〇カビが発生したら早めに対処する。作製から一ヶ月はカビが発生しやすいのでよく観察しましょう。

流木を使うと個性豊かな作品はつくれます。この記事を参考にカビ対策をして、流木を使った苔テラリウム作りにチャレンジしてください。

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流木の下処理方法と流木を使った苔テラリウムの作り方は動画でも解説しています。この記事と合わせて参考にしてください。

動画の視聴はこちら↓↓

流木を入れたテラリウムには、スプリングテールを入れてカビを防ぐのもおすすめです。

 


苔テラリウムの育て方疑問・質問はこちらを参考にしてください。

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