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何年もつ?苔テラリウムの寿命について
コケには寿命があるのでしょうか?
苔テラリウムはきれいな状態で何年くらいもつのでしょうか?
この記事では、
・コケの寿命について
・苔テラリウムがきれいな状態を保てる期間について
・長持ちする苔テラリウムを選ぶコツ
3つについて解説します。
コケの寿命について
テラリウム用のコケのほとんどは多年生
コケは種類によって、多年生のものと一年生のものがあります。
苔テラリウム用として販売されているコケは、ほとんどが多年生の種類です。
多年生のコケの寿命は何年?
コケに寿命はありません。
現在緑にみえている部分は、1~3年で老化して茶色くなっていきます。コケの古い部分から新芽が出て、新しい世代へと移り替わっていきます。
環境がよく、生え変わりのサイクルが順調にいけば、何十年も生き続けることができます。
苔テラリウムは何年もちますか?
コケに寿命がないように、苔テラリウムにも寿命はありません。
コケにとって居心地のよい環境をつくれば、長い期間育てることが可能です。
ただし、メンテナンスは必須
限られたスペースで育てる苔テラリウムを美しく保つには、環境作りだけでなく、トリミングなどのメンテナンスが必要です。
伸びすぎたコケをトリミングしたり、色が淡くなってきたらソーキングするなどお手入れをしながら育てましょう。
長持ちする苔テラリウム選びのコツ
苔テラリウムの持ちは、容器の大きさによって変わってきます。基本的には容積が大きい容器ほど、長く楽しむことができます。
小さな容器は手軽に感じますが、意外と維持が難しいので注意してください。
はじめて苔テラリウムを育てる場合には、10~15cmの大きさの容器がおすすめです。
苔テラリウムを維持できる期間の目安
メンテナンスしながら苔テラリウムを綺麗に維持できる期間は以下の通りです。
育て方や環境によっても異なります。目安として参考にしてください。
10cm未満の小型容器:1~2年
10~15cmの中型容器:3~4年
20cm以上の大型容器:5~6年
いっぱいになってしまったらリメイクしよう
長期間育てていっぱいになったり、トラブルで汚くなってしまった場合には、容器からコケやパーツを一度取り出して作り直ししましょう。
自分でリメイクすることが難しい場合には、リメイクを行っている苔テラリウム専門業者もあります。最寄りの苔テラリウム屋さんに相談してみましょう。
道草でも苔テラリウムのリメイクサービスを行っています。LINEから問い合わせてください。
まとめ
〇コケは寿命が決まっていません。生え変わりながら長い年月育ちます。
〇苔テラリウムはメンテナンスしながら育てれば、長期間楽しめます。
〇苔テラリウムを長く維持したいなら10cm以上の容器がおすすめ。大きな容器ほど長い期間きれいな状態を維持しやすいです。
この記事を参考に、苔テラリウム栽培にチャレンジしてください。
苔テラリウムの作り方は、YouTube道草ちゃんねるで動画配信しています。作製の参考にしてください。