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ジュエルオーキッドをテラリウムで育てる方法

葉の模様が美しく、人気のジュエルオーキッド。

ジュエルオーキッドは、テラリウムでコケと共に育てるのに適したランのひとつです。今回はジュエルオーキッドのテラリウムでの育て方を解説します。

ジュエルオーキッドとは

ジュエルオーキッド

ジュエルオーキッドは葉の模様が特徴的なランの仲間。Anoectochilus属・Dossinia属・Macodes属・Goodyera属など複数の属からなるグループの総称です。

ジュエルオーキッドの葉

葉に光を当てるとラメのようにキラキラと光が反射し、その美しさからジュエル(宝石)の名前が付いています。

最近はジュエルオーキッドとして扱われる品種が増えましたが、種類によって光の反射が強いものと弱いものがあります。

 

ジュエルオーキッドの自生地

ジュエルオーキッドの自生地イメージ

観賞用に流通しているジュエルオーキッドの多くはタイを中心とした東南アジア原産。

日本にもキバナシュスラン、ヒメミヤマウズラ、ナンバンカモメランなどジュエルオーキッドの仲間が自生しています。

 

ジュエルオーキッドは絶滅危惧種

特定国内種事業者

ジュエルオーキッドの多くはワシントン条約によって規制され、繁殖証明のある場合を除き、原則輸出入が禁止されています。

日本ではキバナシュスランやナンバンカモメランがレッドデータ絶滅危惧ⅠA類に指定されており、野生個体の採取販売は規制されています。

また増殖個体の販売においても、環境省へ「特定国内種事業者」の届け出が必要となっています。無許可でオークションサイトなどで販売すると違法になるので注意しましょう。

ジュエルオーキッドは、「特定国内種事業者」の届け出が出されている正規の販売店から購入しましょう。

 

ジュエルオーキッドの花はけっこう地味

ジュエルオーキッドの花

煌びやかな葉を鑑賞するランですが、花はけっこう地味です。

直径3-5mm程度の小さな花。花の寿命は2週間程度で、ランとしては短めです。

葉の中心から花茎が伸びて花を咲かせます。花をつけるとその株の生長は終了し、脇芽が生長していきます。

ジュエルオーキッドの花芽を切る

早く株立ちにしたい場合には、花が咲く前に花芽をカキとる方法もあります。

 

ジュエルオーキッドをテラリウムで育てる

テラリウムで育てるジュエルオーキッド

毎朝霧がでるような湿度が高い場所に自生しているので、湿度を高く保つことができるテラリウムと相性がよい植物です。

ケースで育てるジュエルオーキッド

鉢植えで育てる場合にも、温室や栽培ケースに入れて育てます。

 

ジュエルオーキッドの適温

15-30℃が適温です。最低温度が10℃以下になると根が傷み、枯死することがあります。

できるだけ15℃以上をキープするようにしましょう。

 

ジュエルオーキッドの水やり

ジュエルオーキッドの水やり

水分を好むタイプのランです。

ランは水やり少な目のイメージがありますが、ジュエルオーキッドは水切れすると傷みやすい種類。気温の高い夏は特に注意してください。

 

ジュエルオーキッドの肥料

春から夏の生育期に液体肥料を与えます。

生育が止まる冬には与えないようにしてください。

テラリウムで育てる場合には、固形肥料は不向きなため、必ず液体肥料を使用します。

種類はラン用または観葉植物用のもので、既定の倍率に薄めて与えます。

 

光はどれくらい必要?

日陰に生えているランなので、コケとほぼ同じ強さで問題ありません。

ジュエルオーキッドのキラキラとした模様は、光の少ない場所で効率的に光を集めるための工夫なのだそうです。

LED照明のみで育てることも可能で、1000ルクス程度の明るさに設定して、8-10時間光を当てるようにしましょう。

照明を当てると、葉の模様がより美しく見えるので、LED栽培がおすすめです。

 

ジュエルオーキッドをテラリウムに植えるときのポイント

苔テラリウム用ソイルでOK

ジュエルオーキッドの植付け

ジュエルオーキッドは苔テラリウム用ソイルに直接植え付けできます。苔だけを植えるときより、厚めにソイルを入れましょう。

根が少ないので折らないように注意

ジュエルオーキッドの根

ジュエルオーキッドの根は少なく、基本各節から1本の根しか出ません。

販売されている苗木は数本しか根がない状態なので、植付けるときには根を折らないよう注意してください。

 

テラリウムで育てるジュエルオーキッドおすすめ品種

テラリウムで栽培するのにおすすめのジュエルオーキッドを4品種紹介します。

1. Macodes petola

ジュエルオーキッドといえばマコデスペトラというくらい、ジュエルオーキッドの代表的な種類。葉脈の光沢が特に強く人気です。

マコデスペトラ

2. Anoectochilus formosanus

キバナシュスランの名前でも流通しています。丈夫で育てやすいのでジュエルオーキッド初心者におすすめの種類。

キバナシュスラン

3. Anoectochilus alobolineatus

種類や栽培環境によって、葉に赤みを帯びることもある。

4. Anoectochilus roxburgii

薄オレンジ色の細かな模様が美しい。

ジュエルオーキッドと一緒に植えるおすすめの苔は?

ジュエルオーキッドが好む湿潤な環境は、テラリウムで育つコケにとっても良い環境。テラリウム用に販売されているコケなら、問題なくジュエルオーキッドと一緒に植えることができます。

ジュエルオーキッドを主役にテラリウムを作るなら、背が低めの苔を合わせると作りやすいでしょう。

タマゴケ・ホソバオキナゴケ・アラハシラガゴケ・コツボゴケ・ツルチョウチンゴケなどがおすすめです。

 

動画でもっと詳しく

ジュエルオーキッドとコケのテラリウム作製はこの動画も参考にしてください

コケと同じような条件で育てることができるジュエルオーキッド。キラキラとした葉が作品を明るくしてくれます。

ジュエルオーキッド

冬の寒さ以外はテラリウムで育てやすいランなので、ぜひ挑戦してみてください。

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