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ガラスに水滴がついてしまう、曇ってしまうときの対処法【苔テラリウムメンテナンス】
密閉容器で苔テラリウムを育てていると、ガラスの内側に水滴がついて曇ってしまうことがあります。今回は苔テラリウムのガラスについてしまった水滴の対処方法と、水滴がつかなくするためのコツについて解説します。
苔テラリウムに水滴がついてしまう原因は寒暖差
ガラスに水滴がついてしまう原因は、寒暖差による結露が主です。寒い時期にテラリウムの中が冷やされた状態で、日中気温が上がってきたときなどに結露し水滴がつきます。
●point:春や秋など昼と夜の温度差が大きい時期に水滴がつきやすい。
水滴がついてもコケに悪い影響はない
寒暖差で結露した水滴がガラスについても、コケに対して悪い影響はありません。見た目に気にならなければふき取らず、そのままにしておいても大丈夫です。
窓際での温度急上昇は注意!
窓際で日光が苔テラリウムに当たり、温度が急上昇したときにも水滴がつきます。こちらの場合は要注意! テラリウム中の温度がかなり上がっている危険性があります。すぐに置き場所を変えましょう。
季節によって日光の入る角度が変わります。窓際に置く場合は特に気を付けてください。
容器の気密性によって異なる水滴のつき方
容器の気密性が高いほど水滴がつきやすくなります。蓋がない容器・通気がある容器では結露せず水滴はほとんどつきません。
ただし、蓋がない容器・通気がある容器では、蒸発した水分が外へ抜けていくため、水滴がつきにくくなる反面コケの乾きが早くなります。
苔テラリウムについた水滴の対処法
先ほども書いたように悪い影響があるわけではないですが、見た目に気になるようであればキムワイプなどでふきとってください。
曇り程度であれば、数分間フタをあけて換気しておくだけでもおさまります。
水滴がつかなくするためには
①換気する
密閉容器で育てている場合には、ときどき換気してガラス容器内の空気を入れ替えると水滴がつきにくくなります。換気はコケを丈夫に育てることにもつながりますので、ぜひ実践してください。
②通気のある容器で育てる
蓋のない完全にオープンな状態のテラリウムだと、管理が難しくなってしまうため、蓋に隙間のある通気がある容器を使ってみるのもよいでしょう。密閉容器に比べると乾きは早いですが、水滴はつきにくくなります。特に大型の容器で育てる場合におすすめです。
③寒暖差が少なくなるよう置き場に気をつける
エアコンの風が直接当たる場所や、窓際は温度変化が激しいため、水滴がつきやすくなります。寒暖差が原因となる場合が多いため、室内の温度変化の少ない場所に置くことも有効です。
ガラスに水滴がついてしまうときの対処法まとめ
ということで、苔テラリウムを育てていてガラス容器に水滴がついてしまったときの対処法について解説しました。苔テラリウム栽培にそれほど気にするべきことではありませんが、下記の点に注意しておくとよいでしょう。
●水滴がつく原因は寒暖差
●密閉容器ほど付きやすくなります
●水滴がついてもコケに悪い影響はありません
●温度変化の少ない場所におくか、換気して空気の入替をしましょう
よくある質問Q&Aはこちらの記事にまとめてあります。苔テラリウム栽培の参考にしてください。
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