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苔テラリウムを長持ちさせる換気の重要ポイントと実践方法

密閉型の苔テラリウムは美しい景観を長く楽しむために適した環境ですが、定期的な換気が苔の健康を保つために重要です。

ここでは、密閉型テラリウムで換気するメリットと、その方法について解説します。

 

メリット① 換気するとコケが徒長しにくくなる

換気の必要なし

密閉された容器で育てると、コケが細長く徒長しやすくなることがあります。

徒長は、光不足や湿気の多さが原因ですが、定期的に換気することで、コケの徒長を改善し、健康的な姿を保つことができます。

もしすでに徒長してしまった場合は、伸びすぎた部分をトリミングし、換気によって適切な湿度環境を整えると、コケが元気を取り戻すでしょう。

【関連記事】ひょろひょろ伸びてしまった苔の徒長対策

 

メリット② 換気するとコケが丈夫に育つ

苔テラリウムの換気

定期的な換気を行うと、コケが太く丈夫に成長しやすくなります。

丈夫に育ったコケはカビや病気にもかかりにくく、健康な状態を保てます。これは、適度な湿度と空気の循環によって、コケが自然の状態に近い環境で成長できるためです。

コケも人間同様、健康に育つことで免疫力が高まるのです。

 

苔テラリウムを換気する方法

換気は、苔テラリウムを健やかに保つための重要な作業です。以下の方法を参考にして、日々の換気を取り入れましょう。

毎日5分程度の換気

フタを約5分間開けて、新鮮な空気を入れ替えるようにしましょう。

時間が取れない場合は、短時間でもフタを開け閉めするだけで、一定の換気効果が得られます。

深さのある容器の場合

深さのある容器では、フタを開けたときに軽く息を吹きかけて、底にたまった空気を動かしてみましょう。

これにより、コケの周りの空気が流れ、より効果的に換気できます。

 

通気のある容器を使うと、自然な換気効果が得られる

通気のある容器

密閉型に加え、フタに少し隙間がある「通気のある容器」を使用する方法もあります。

このタイプの容器では、自然に空気の入れ替えが行われるため、換気効果が得られやすくなります。ただし、こちらの場合でも数日に一度はフタを開けて、しっかりと換気してあげると、コケが健康を保ちやすくなります。

 

苔テラリウムの換気まとめ

密閉型の苔テラリウムでは、適切な換気が苔の健やかな成長に大きな役割を果たします。

換気により、徒長の防止やカビ・病気の発生を抑え、丈夫で美しいコケを楽しむことができます。

日々の手入れとして、ほんの数分でもフタを開けて新鮮な空気を取り入れることを習慣にすると、苔テラリウムの魅力を長く楽しめるでしょう。

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