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コケは寒さに強い?! 苔テラリウムの寒さ対策【育て方解説】
自宅で育てている苔テラリウム。寒い冬のシーズン、どのように管理したらよいか困っていませんか?
暖房で温めた方が良いのでしょうか?凍るくらいに寒くなっても大丈夫なのでしょうか?
今回は、苔テラリウムの寒さ対策についてまとめます。
コケって寒さには強いの? 弱いの?
そもそもコケって寒さに強いのでしょうか? 弱いのでしょうか?
道草で販売している苔テラリウムで使用しているコケは、全て日本に自生している種類で、冬の屋外の気温に十分に耐えられる種類です。
仮に氷点下になって、凍ってしまっても枯れることはありません。コケは寒さに強い植物と言えます。
※最近は海外産の熱帯に自生しているコケも流通しているようなので、そういった種類の耐寒性はわかりません。販売元に確認してみましょう。
※コケの中には冬に寒くなると枯死してしまう一年生の種類もあります。
関連記事「苔はなぜ寒さに強いのか?南極に生きるコケから学ぶ生存戦略」
暖房のそばはNGです
寒いからといって、暖房機のそばに置くのはNGです。苔テラリウムは熱がこもりやすい構造なので、暖房機のそばに置くと、思った以上に温められてしまうことがあります。
また、多くのコケは人が涼しい・寒いと感じるくらいの温度を好みます。暖房の効いた部屋よりも、凍らない程度に寒い場所で育てた方が綺麗に育ってくれます。
特にタマゴケなど冬に成長する種類のコケは、最低気温が10℃以下になると綺麗になります。
コケが凍ってしまった場合は焦らずゆっくり自然解凍
苔テラリウムをうっかり凍らせてしまった場合は、焦って温めることなく、寒い場所でゆっくり自然に解凍してくださいね。
無理に温めると、細胞が壊れて傷んでしまうことがあります。
寒さ対策まとめ
・コケは寒さに強い
・暖房機のそばに置くのはNG
・凍ってしまったら、ゆっくり解凍しよう
コケは暑さよりも寒さに強い生き物です。暖房などで過保護にしすぎず、寒い場所でたくましく育てましょう。
とはいえ、凍らせてしまうとダメージが出ることもあるので、凍らない程度の温度で育てることが良いかと思います。
また冬はトラブルが起きにくいので、苔テラリウムをスタートするには最適のシーズンです。