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苔玉・苔盆栽
苔盆栽におすすめのコケ6選|テラリウムとは選び方が違います!

コケを盆栽で育てたい!おすすめの苔6種
コケを鉢植えで育てる苔盆栽。ここでは苔盆栽におすすめのコケを6種類紹介します。
ここで紹介する苔盆栽は屋外栽培を基本にしています。
室内やテラリウムで育てる場合にはおすすめの指標が異なります。
ご紹介する6種のコケ
1. スナゴケ
2. ウマスギゴケ
3. ネズミノオゴケ
4. ホソバオキナゴケ
5. タマゴケ
6. ヒノキゴケ
スナゴケ

苔盆栽おすすめ度 ★★★★★
日当たりの良い場所に生え、乾燥に強いコケの代表的な種類。
全体的に明るい黄緑色をしており、ルーペで拡大すると星のような形をしています。
乾燥しているときは縮れていますが、霧吹きで水をかけるとすぐにふわっと葉を広げます。
明るめの日陰か、日当たりの良い場所で育てましょう。
ウマスギゴケ

苔盆栽おすすめ度 ★★★★★
枯山水などの苔庭に使用される代表的な種類。
日当たり、乾燥、暑さに強く、屋外栽培に適しています。
乾燥すると葉が縮れて若干みすぼらしい姿になりますが、水を含むと復活します。
土が常に湿った状態を好むため、保水性の高い用土で植えることがおすすめ。
ネズミノオゴケ

苔盆栽おすすめ度 ★★★★☆
名前のとおり、ネズミのしっぽのような形が特徴的なコケ。
テラリウム栽培では徒長しやすいですが、屋外栽培だとしっかりとした形になります。
水分を好むため、水を切らさないように育てましょう。
ホソバオキナゴケ

苔盆栽おすすめ度 ★★★☆☆
ザ・盆栽苔といえばこの種類。
ミニ盆栽の足元に使われていたり、山苔(ヤマゴケ)の名前で販売されています。
ミネラルの集積に弱いため、ミネラル豊富な硬水地域では育てるのが難しいと言われています。
雨水や精製水を利用すると育てやすいでしょう。
タマゴケ

苔盆栽おすすめ度 ★★★☆☆
ふわふわとした柔らかな手触りで人気ナンバーワンのコケ。
屋外の苔盆栽なら、まん丸の胞子体を楽しむこともできます。
乾きにも強く屋外栽培にも適していますが、暑さに弱いため夏越しがポイントになります。
ヒノキゴケ

苔盆栽おすすめ度 ★★☆☆☆
別名「イタチのシッポ」と呼ばれ、ふさふさとした葉が美しいコケ。
暑さ寒さには強いが、乾燥には弱いため、盆栽として育てるには少し工夫が必要。
特に空気が乾燥する冬場は、囲いをして保湿して育てましょう(詳しくは動画参照のこと)。
日陰性の種類のため、一日中日がささない日陰で育てます。
動画でもご紹介しています

「苔盆栽の作り方と育て方」は、動画で詳しく解説しています。
置き場所、水やりのコツなど、すべて室内の苔テラリウムとは異なります。
葉が縮れたり、茶色くなったり、季節によって姿が変わるのも屋外栽培の醍醐味。年間を通じてどんな変化があるのか、ぜひ動画で確認してください。
おすすめ書籍「はじめての苔インテリア」

「はじめての苔インテリア」ではテラリウムだけでなく、コケ盆栽や苔玉についても解説しています。