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コケ以外の植物

テラリウムで生き物を飼うときの注意点

道草ちゃんねるでも最近人気の、動物(生き物)をいれたテラリウムやアクアテラリウム。

コケや植物をレイアウトした中で、小さな生き物が活動しているのを見るのは楽しいものです。

でも、植物だけを育てるより、気にしなければならないことがたくさんあります。

生き物が健康に暮らせるよう、しっかり準備をしてテラリウムを作り始めましょう。

【コケ・植物選び】殺菌剤・殺虫剤の影響

販売しているコケや植物には、栽培の過程で殺虫剤や殺菌剤が使われていることがあります。

道草で販売しているコケも、販売する前に殺菌剤で処理をしています。虫がいれば殺虫剤を使用することもあります。

そういった成分が残っている場合、小さな生き物には影響が出ることが考えられます。

殺虫剤や殺菌剤は一度使用したからといって、成分が永遠に残るものではありません。多くの薬剤は「光分解性」と言って、光に当たると成分が分解されたり、時間が経つと薬効が落ちて無害になるものがほとんど。

道草が動画でご紹介している生き物テラリウムも、作ってから実際に生体を入れるまでには1~2ヶ月時間をおくようにしています。

販売店で殺虫剤を使用していない場合でも、生産地で使用している可能性があるため、無農薬記載の場合でも1ヶ月程度おいてから生体を入れるようにした方が安心です。

対処法

●購入したコケや植物はよく洗浄してから使う

●作ってから生体を入れるまでに十分な時間を取る(作ってすぐに生体を入れない)

●自分で栽培した(薬品を使っていないことが確実な)コケを使う

【資材選び】接着剤などの化学成分

接着剤などを使ってレイアウトをする場合、その成分が生き物に有害となる場合があります。

特に接着剤は様々な種類がありますので、よく成分を調べたり、『アクアリウム用』として紹介されているものを使うと安心。 酢酸系シリコン使用がおすすめです。

なお、どの接着剤にもいえることですが、しっかり硬化させてから次の作業に進むことが大切です。

道草でよく使用しているバスボンド(シリコンシーラント)も、丸1日以上しっかり乾かしてから、植物やコケを植えるようにしています。(急いでいて半乾きで植え付けしたことがあるのですが、コケにダメージが出ました…)

また、水のあるレイアウトでエビや小魚を入れる場合は、1ヵ月以上生体を入れずに水を回し、何度か換水をするようにしています。

対処法

●アクアリウム用として使われているものを選ぶ

●接着剤はしっかり硬化させてから次の作業に進む。乾かしているときはよく換気する

●レイアウトが完成してから生体を入れるまでに十分な時間をおく。水のあるレイアウトの場合は何度か換水する

生き物に影響が出るその他のリスク

テラリウムを作って初期の段階では、環境が安定せず、カビや菌が発生することもあります。

一時的に環境が悪くなった場合、生き物に影響が出ることが考えられます。

対処法

●環境が安定してから生き物を入れる

【推奨】1カ月以上時間をおいて生体を導入しよう

殺虫剤や殺菌剤は光分解性のものが多く、1カ月以上たてばほとんど効果は残留していません。

また、カビや菌が発生して環境が悪化するリスクも、作って初期のこと。1~2ヶ月おいて安定したテラリウムでは、カビも発生しにくくなります。

レイアウトを作ってすぐに生き物をいれたくなる気持ちはわかりますが、しっかり環境が落ち着いてから導入することをおすすめします。

どんな生き物がテラリウムで飼える?

ダンゴムシ

気軽に飼える身近な生き物の代表、ダンゴムシ。

庭などで採ってきてもいいし、専門ショップでは様々な種類が販売されています。

ただし、コケは食べられてしまうことも。(すべてのコケを食べるわけではなく、好みがあるようです)

にんじんやナス、金魚の餌などで飼えます。

カタツムリ

カタツムリもテラリウムで飼えます。樹上性の種類と、土にもぐる種類がいるそうです。

ガラス面が汚れるので掃除がちょっと大変。コケは食べないようですが、植物は食べられてしまうことも。(ヒナスミレやユキノシタはけっこう食べられてしまいました)

にんじんやキュウリなど、野菜で飼えます。カルシウム剤も与えるとよいようです。

カニ

カニは、水を使ったアクアテラリウムで飼えます。日本のサワガニのほか、色の美しいバンパイアクラブなどがペットショップで販売されています。

道草も動画で何度かバンパイアクラブを使っていますが、穴を掘るのでレイアウトに工夫が必要。

隠れ家があった方が安心してくれるのですが、あまりにも隠れられる場所が多いと「ほとんど出てこない…見えない…」という問題もあります。

また、水中ポンプのコードなども器用に登り、脱走の名人です。フタにも隙間がないように、工夫が必要です。

小さな魚

おすすめは「アカヒレ」。

ヒーターがなく常温で飼えますし、水量が少なくてもとにかく丈夫です。

動画で作ったアクアテラリウムは、水量3Lくらいですが、アカヒレは問題なく1年以上元気にしています。

少ない水量ではあまり餌を多くやりすぎないこと、匹数を少なくすることがポイントです。

イモリ

コケや植物をレイアウトした水槽で「イモリウム」として楽しむ人も多いイモリ。

アカハライモリやシリケンイモリなど「水棲のイモリ」と、マダライモリなどの「陸生のイモリ」がいます。

飼いたいイモリの生態をよく調べて、適した環境を用意してあげるようにしましょう。

道草ではまだ陸生イモリしかテラリウムで飼ったことがありませんが、あまり隠れたり怖がったりせず、飼いごたえのある楽しい生き物です。

レイアウトのポイントは、いかに掃除をしやすくできるか。水を流して汚れを下に落とし、汚れた水を吸い出せるようにしています。

その他

その他テラリウムで飼えそうな生き物としては、小さなエビやカエルでしょうか。

エビはアクアテラリウムに一度入れたことがありますが、隠れて見えなくなってしまいました(そのまま行方不明)

カエルはいつか挑戦してみたいと思って勉強中です。うまく飼えるようになったらまた動画でご紹介しますね。

生き物を飼うテラリウム・アクアテラリウム動画まとめ

最後に、今まで紹介してきた生き物を使った動画をまとめておきます。

動画を参考に、ぜひみなさんも挑戦してみてください。

 

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