ムチゴケ／鞭苔【苔類ムチゴケ科】

林床に自生しています。苔類に属するコケで、葉の裏側に伸びる枝がムチのように見えます。ムチ状の枝の先端から仮根がでて、岩や倒木などに体を固定しています。

葉の並びがウロコのようにも見え個性的な形ですが、テラリウムで育てやすい丈夫な種類。

倒木上に自生するムチゴケ（青木ヶ原樹海）

【栽培のポイント】
・間延びしてしまう場合は、マメに換気するか通気がある容器で栽培する

【植付けのポイント】
・移植するときはコケの緑色の部分のみを植えるようにする。コケ下部の古い部分は腐敗しやすいので、植え付け時綺麗に取り除くとよい。
・上下がはっきりしているので、植えるときはバラバラにせずまとめて植えます。

関連動画「ムチゴケを溶岩石に着生させる【苔テラリウム着生テクニック】」

【苔テラリウム作品例】
独特の雰囲気のあるムチゴケは三角フラスコなどの理化学容器に植えると見栄えがします。口が狭い容器なら、蓋をせずに育てると調湿バランスが取れて徒長ざせずに育てることができます。

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