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コケ図鑑Koke Dictionary

コウヤノマンネングサ

通気のある容器で育てやすい種類

コウヤノマンネングサ

コウヤノマンネングサ/高野之万年草【蘚類コウヤノマンネングサ科】

日本に自生しているコケでは最も大型の種類。落ち葉が堆積した腐植土に生えることが多い。年に一度地下茎から新芽を伸ばします。苔とは思えない姿から人気の種類だが、やや気難しく、環境が変わると葉が黄色く痛みやすい。

コウヤノマンネングサ自生
落ち葉の堆積するような場所に自生するコウヤノマンネングサ(川上村周辺)

【栽培のポイント】
・新芽が間延びしやすいので、通気のある容器で栽培する。
・株全体が茶色くなったときは、根元付近で切って取り除く。
・季節の変わり目や、冬温度が低くなると茶色くなりやすい。
・植付けるときは、深植えにした方が馴染みやすく、SOILを乾かさないようキープするのがポイント。

【苔テラリウム作品例】
日本に自生している苔の中では一番大柄になるタイプなので、大きめの容器で育てることをお勧めします。地下茎で増えていくので他の苔の植え付けよりもSOILは多めに入れると良いでしょう。20cm位の水槽を使ったレイアウトなど大型の作品作りにも向いています。
大柄な種類なので、景色を作る苔テラリウムなど他のコケとの寄せ植えにも適しています。

コウヤノマンネングサ

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