お問い合わせ

コケ図鑑Koke Dictionary

オオバチョウチンゴケ

通気のある容器で育てやすい種類

 

オオバチョウチンゴケ

オオバチョウチンゴケ/大葉提灯蘚【蘚類チョウチンゴケ科】

コツボゴケと比較すると二回りくらい大きい。沢沿いなど水の多い場所を好みます。透き通るような葉は水をかけたときに、輝くように美しい。仮根が出やすいので石などに着生させて楽しむこともできます。

オオバチョウチンゴケ自生写真
沢沿いの水がかかる場所に自生する(青森県奥入瀬渓流)

【栽培のポイント】
・密閉容器での栽培も可能だが、全体に小柄になってしまう。
・大きな葉に育てるためには、通気のある容器で育てるのが望ましい。
・水辺に生えるコケのため、極端な乾きに弱く、葉が湿った状態をキープする方がよい。
・乾燥させると傷んで白カビが発生しやすい。
・仮根が出やすく、着生向き。

【苔テラリウム作品例】
這うように伸びるので、スペースに余裕をもって植え付けましょう。石などを入れておくと這い上がって来る様子を楽しむことができます。苔壁など壁面や急斜面での利用にも向いています。

All

Pagetop